はじめに

このコーナーの方向性

Linuxをデスクトップとしても使えるよ、と示したいと思います。

このシリーズはhttp://dabiyone.webcrow.jp/Linux生活の続きですが、今回、Debianのバージョンが上がって、10(コードネーム:Buster)になった時にハードを更新したので、そのインストールからウェブサイトも移して新たに始めることにしたのです。

これで2つの懸案を解決しようと考えています。

一つは、PHPのためにこちらのレンタルサーバーに別館としてサイトを作ったものの、今ひとつお役に立てるまとまった記事がないということ。

もうひとつは、http://dabiyone.webcrow.jp/では、Linux生活最初の記事が古いHDDを使いまわしたところからのスタートだったので、Linuxがはじめてという方には複雑過ぎたかなという思いでした。結局そのHDDは不良セクタが増えてきて交換し、Debian9を再びまっさらなHDDにインストールして、Stretch再インストールに記録していますが、ここから始めたかったなと。

最近はWindows上でLinuxを使うことができるようになっているようですし(快適なのかは試してませんが)、いろいろな言語やアプリが「Windows」でも使えるようになってきました。PCを自分で組み立てたほうが安く上がるというのも、最近はそうとも言えなくなった上に、部品の進化が早くて、自作するたびに勉強することがあって時間もかかるという事情もありメリットが減ったかもしれません。

物理的なハードウェアにOSをインストールして使うというのは、中古のWindowsPCを買って、Windowsを捨ててLinuxを入れるか、HDDを増設してOSを2つにし、選択起動するようにするのが手軽かなと考えていたのです。

ところが、今回3万5千円程度でハードを新しくできたので、これでやってみようとなったわけです。

後で書きますが、安くなるのは自作ならではの裏があって、ディスプレイを古いPCと共用にしたり、一つ前のケースやマウス、キーボードなどを流用できるので買っていないということなのです。まだ使えるのにセットで買い直さなければならないという不合理はなくなります。使いまわすための知識は必要になりますが。

これまでのLinux生活

前のサイトの「Linux生活」から再掲載しておきます。

Linuxはサーバーならばいいけどデスクトップだと使いづらい、という状態が長く続いていましたが、私は2009年秋からメインのデスクトップはDebianにしています。2011年夏にはノートPCもWindowsVistaにUbuntuを加えてデュアルブートにし、主にUbuntuを使用しています。写真印刷用の高画質プリンタだけLinux用のドライバがなくて、このときだけまだWindowsを使わざるを得ないのが残念です。

サーバーとしてはWindowsを選択するメリットはないと思っているのですが、動いているLinuxサーバーをWindowsサーバーに置き換えようという話も聞きます。普段使っていないものには安心感がないからでしょうか。

最近はWindowsをあまり使っていないので詳しいことはわからないのですが、Windowsからbashが使えるようになったとか、仮想環境からLinuxを使うとか、なぜそんな回りくどい方法を使うのか理解に苦しみます。

私にとってはLinuxでもできるという段階は過ぎて、Windowsでは不便だというところに来ています。

Linuxにはたくさんのディストリビューションがあって、Windowsに近い使用方法のものが好まれているようです。たとえばMintとか、Zorinとかがそれです。どのディストリビューションでもデスクトップ環境は変更できますが、私はDebianがデフォルトにしているGNOMEが好みです。

2009年秋といえば、Windowsが7になる直前で試用バージョンを配布した時期に当たります。

Windows7のPCを導入した方は、Windows10に無料でバージョンアップできた時期があります。Windows7もそろそろサポート切れになりますが、無料のバージョンアップは終了しています。ハードウェアごと更新を考えている方も多いことでしょう。

2009年に新しく組み立てたPCにDebianの開発中バージョンであるsqueeze(Ver6の愛称)を入れた後、Debianは次のようにバージョンを上げています。開発中バージョンを導入したのは最初だけで、この後はすべて安定化バージョンです。

番号愛称リリースの日付
6.0squeeze2011年2月6日
7.0wheezy2013年5月4日
8.0jessie2015年4月25日
9.0stretch2017年6月17日
10.0buster2019年7月6日

これから

Windows10から、Windowsはネットを利用して常に最新版にしていくと言っています。Linuxは今まででもすでに、いつでも無料でOSを最新版にできる状態でした。

いつでも無料でOSを最新版にできるので、なかなかハードウェアごと更新するという踏ん切りがつかなかったのですが、流石にメモリを増設するのに昔の規格のものは高価で気軽には増設できないし、USBも2.0までしかなく写真などの転送が遅い、などの不満が溜まってきていました。

新しいハードにしてOSも入れ替えたのを機会に、ページも再出発します。Linuxで簡単にできることと、まだ不便なところと回避策を記録していくことにします。