すぐに使えるアプリケーション Debian9

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よく使うアプリケーションがすでにある

Debian9(stretch)導入後、すぐに使えるアプリケーションと、aptで追加したアプリケーションの内容説明です。

新規にインストールしたOSに乗り換えると、環境がととのうまでは不便なものです。ずっとDebian7(Wheezy)のままで、8(jessie)にしなかったのもこの理由です。しかし、さすがに古いことによる問題がでてきたので思い切ることになりました。

インストール後の環境設定は、まず、普段使っているアプリケーションが入っているかです。大雑把に言ってだいたい揃っています。

Windowsで環境を整えるとすると、インストールが必要なのは、Firefox, GIMP, Teraterm, Thunderbird, K2Editor, IrfanView, LibreOffise, Acrobat Reader など。それぞれのサイトに行ってダウンロードしなければなりません。Debianの場合、同じ、または同等のソフトウェアがはじめから入っていています。

入っていないもaptというシステムで選択するだけでインストールできます。

linuxはWindowsに比べてソフトウェアのインストールに知識が必要という以前の常識が逆転しています。

あくまで、私が使う範囲ではありますが、具体的にどの程度用意されたもので済ませられて、どの程度追加インストールが必要なのか確認したいと思います。

すでにインストールされているもの

firefoxFirefox
ウェブブラウザ。

GIMP
画像の作成と写真の編集

Thunderbird
メールの読み書き

LibreOffice
アイコンはワープロのWriterだが、他に表計算のCalc、プレゼンのImpress、図形・チャートのDraw、データベース管理のBase、数式のMathもある。

テキストエディタ(gedit)
htmlのタグやプログラムリストのキーワードの色分け表示もできるエディタ。

画像ビューア(eog)
jpg,pngなどの画像を表示する。同一フォルダ内なら次々に呼び出せ、拡大、回転、削除などを行える。
主に画像の右クリックから操作するので、アイコンで探す機会は少ない。

ドキュメントビューアー(Evince)
文書ビューア。PDFの他、PostScript(PS), Encapsulated PostScript(EPS)などを表示する
これもの右クリックから操作するので、アイコンで探す機会は少ない。

ビデオ(org.gnome.Totem)
保存したビデオや DVD の一覧表示、再生をする。
これもの右クリックから操作するので、アイコンで探す機会は少ない。

端末
CUIでコマンドを使うターミナル。シェルスクリプトの実行の他、sshを使ってリモートでサーバー管理などができる。
ファイルマネージャから右クリックで「端末を開く」から起動するのが便利。

ファイル(Nautilus)
ファイルマネージャ。タブが使えるのが意外に便利。

python
version2.7と3.5が両方入っている。メニューには出てこない。

aptで追加インストールするもの

filezilla
windowsで使われるFFFTPのようなftpクライアント。FTP, FTP over SSL/TLS (FTPS), SSH File Transfer Protocol (SFTP)に対応し、ディレクトリの比較をしながら同期ができる。

geany
軽量なIDE。コンパイルや実行などができるエディタとして使用

bluefish
htmlのタグやプログラムリストのキーワードの色分け表示もできるエディタ。特にhtml記述の補完に便利

openjdk
versionは8。メニューには出てこない。

ruby
versionは2.3.3p222。メニューには出てこない。